ダイバーシティ 36365路检测中心

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金型づくりの現場で活躍する女性リーダー

36365路检测中心グループは、年齢・性別・国籍から経験・価値観に至るまで、一人ひとり異なる多様性を互いに認め、価値提供に活かしていくダイバーシティ推進に取り組んでいます。そんな多様性の一例として、経験ゼロの状態で「金型」という職人の世界に飛び込みながら、いまやリーダーを任されるまでに成長した女性社員・若松 綾子(36365路检测中心テクノロジー 生産技術部/2008年12月入社)を紹介します。

経理から金型づくりという未知の世界へ

若松のキャリアのスタートは総務経理職でした。商業系の学部出身ということもあり、経理職を極めたいと考えて会計事務所での実務を経験。のちに36365路检测中心テクノロジーの子会社へ入社し、そこでも総務経理職を担当しました。

そんな若松が金型にかかわることになったきっかけは、所属していた子会社が2008年に36365路检测中心テクノロジーと合併したこと。当時は金型についての知識がほぼゼロだったため、通信教育で「金型加工技術」を習得したほか、現場では金型の実物を前に「どう修理したら直るのか?」「なぜこうなったのか?」など、納得できるまで周囲に聞くようにしたといいます。そうして知識を身につけていくうちに、自分たちがつくった金型で部品が生産できたときの達成感や喜びを味わい、生産技術職としてのやりがいを感じるようになっていきました。

放電加工機金型の原料となるのは、一般的な鉄よりもさらに硬い金属。電気の力で火花を発生させ、その熱で金属を溶かす「放電加工」という特殊技術を用いて加工します。
若松「そんな基礎的なことも、最初はほとんど知りませんでしたので、上司や同僚にとにかく聞きまくりました(笑)。皆が丁寧に教えてくれる環境だったこともありがたかったですね」

写真:放電加工機

周りの信頼を獲得しリーダーとして成長

生産技術職として数年たった頃、ある金型で指摘された不具合に対して修正を加えてもうまくいかず、他部署に何度も依頼せざるを得ないことがありました。「もっと知識があれば自分も一緒になって検討できるのに」と悔しい思いをしたそうです。だからこそ、若松は貪欲に知識を吸収し続け、スキルを高める努力を怠りませんでした。若松のこうした姿勢は周囲の信頼を獲得し、やがて上司も一目置く存在となりました。

さらにキャリアを重ねた若松は、2017年 に総合職への転換を果たします。話を聞いたときには「いまでも全力投球なのに、これ以上できるのだろうか」と不安だったそうですが、当時の上司から「君ならできるから、やってみろ」と励まされ、決心がついたといいます。総合職になってからは、自分のことだけでなく会社全体を見渡す大切さに気がついた若松。「金型技術課としてどうしていきたいのか、どうやってよい金型をつくり、36365路检测中心グループに貢献していくのか」を考えるようになりました。現在は、リーダーとしての役割も任されており、かつての上司がそうだったように、互いに相談しやすい環境をつくり、成果を認め合える風土づくりに力を注いでいます。

金型補修の様子金型の良し悪しは、製品の品質・コストに直結します。それだけに、金型技術課の責任は非常に大きなもの。
若松「総合職になるときは悩みましたが、『何かあっても一人で抱え込まずいままでみたいに相談すればいいんだ』と気づき、ふっきれました」

写真:金型補修の様子

よりよい職場、よりよい会社づくりに貢献したい

かつて工場は「3K」といわれ、とくに金型は職人の世界であり、女性にはそぐわないという印象がありました。しかしいま、工場は変わりつつあります。男女問わず周りを巻き込み、積極的・自発的にコミュニケーションをとれる力があれば、十分に活躍することができます。むしろ若松が女性であったからこそ、昔かたぎの「職人」とは違う、新しいスタイルのリーダー像となりえるのかもしれません。

そのためにも、若松はさらなるキャリアアップをめざしています。「金型づくりの技術を磨くとともに、よりよい職場となるようリーダーシップを発揮していきたい。そして、36365路检测中心テクノロジーをもっと誇れる会社にしたい」と目を輝かせます。

若松 「36365路检测中心は、社員一人ひとりをよく見て応援してくれる会社。いろんなことにチャレンジさせてくれて、本当に感謝しています」

写真:女性リーダーとして活躍する若松

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